ロングテールTV:パート3
僕はブロードキャストからナローキャストからナノキャストへのシフトが将来のプライムタイムへ影響を及ぼすかを述べようと約束した。で、これが簡単な答えだ:これは先行者にとって良くないことは間違いない。でももっと詳細な答えはもっと面白い。ちょっとした歴史から始めようか。
印刷機の到来からプレイリーにおけるシアーズローバックのカタログのロングテール効果についてまで、結構な量の前例がある。実際、いつの時代も幅広い商品へのアクセスの増大が起こってきていて、僕らは需要のカーブがニッチへシフトしてきたのを目撃してきた。みんなが限定されたものを買う/観る/聴く、もしくは消費するという事は決してそれがみんなが求めているものだからではない。ただ単にそれしかないからである。”ヒット”の多くは希少性の産物であり、感性による功績ではない。
テレビはもうすでにそのようなシフトを経験してきた。初めて1970年代後半にCATVが紹介されてから、平均的なアメリカ人の家庭で視聴できるチャンネルの数は急速に増えていった。これはアナログからデジタルの広帯域ケーブルへの変換と共に現在も続いている。1980年には、平均な家庭は16チャンネル(屋根にアンテナをつけたりして)を視聴する事が出来た;彼らの80%近くがプライムタイムで三大ネットワークを視聴していた。今日では、95%近くの家庭がケーブル(下のチャートでは"マルチチャンネル"とも呼ばれている)を持ち、各ケーブルでは平均110のチャンネルがある。そしてそれらのうち半数だけがプライムタイムで大ネットワークを視聴している、FOXが第四番目として加わったにも関わらず:
でも、マーケットシェアのラインを観察する別の視点がある。この期間の間の75%から50%への下落は、25%の視聴者がネットワーク系ではないTVを観る事にシフトしたこを示している、ということは四分の一の視聴者がテールの下へ移ったわけだ、これに加えて四分の一が元からテールの下にいた。
フェアに言うと、MTVかHBOをテールの部分として数えるべきではないかと指摘する人もいるだろう。僕らは現在毎晩何百万人もの人達がどのチャンネルを観ているか聞いているところだ。でも、平均的な家庭のチャンネル数が80(アナログ・ケーブル)から200(デジタル・ケーブル)から無限(インターネットTV)へといくにしたがって、視聴者が集中しているものから、ニッチコンテンツへ移行しているシフトは簡単にわかるだろう。
"プライムタイム"はすでにTiVoユーザーにとって無意味だ。"チャンネル"も同様だ。すぐに"僕の地域で視聴できるもの"も同様になるだろう。希少性の手段が氷解していくにつれ、視聴者は自然に試聴可能なコンテンツへと広がっている。
明白にするために、僕はTiVoのアプリケーションとインターフェイス・チームを率いているHoward Lookと話した。彼は親切にもシーズンパスのTiVoユーザーの動向についてのいくつかの数字を教えてくれた。最初のチャートはトップ100の番組をレコードしている人達のパーセンテージだ。二つ目はトップ7,000まで含めた物で、トップ100のチャートに対して平均を取ったものだ。拡大バージョンはクリックして見てくれ。
このチャートが示しているのはトップ24のシーズンパスは全てのシーズンの25%に値する事で、トップ80のシーズンパスは全シーズンの50%に値しているということだ。だが別の見方をすると下の6820シーズンパスは全体の50%に相当するということだ。他の言葉でいうと、テールはヘッドと同じぐらいのサイズだということだ。これはケーブルの登場によって登場した比率と全く同じだということだが、現在では巨大なスケールだということだ。
この調査でフラクタル幾何学が存在している可能性はあるか--配信の障壁が消え去って、人間の自然の傾向が需要を少数のヒットとたくさんのニッチに均等に分けてしまうということ、スケールに関わらず?僕らが良く知っている僕らの世界の制約、80-20の法則の代わりに制約されない需要は実際50-50に近いのか?僕がこれを証明するにはもっとたくさんの例が必要になるだろうけど、少なくてもとっても興味深い偶然だ。
今日はこの辺だ。明日は、ロングテールTVを有名にするために、どのようにビデオを作り、探したらよいかの考えと共に、このシリーズを終わりにする。
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