さらに悪質な"ヘッド主義"
いかに多くの時、僕らがヒット中心の考え方の罠にハマってしまうのかは驚くばかりだ。僕は以前の、"ヘッド主義"の危険性の投稿でいくつかの例を出した(もしくは"ヒット主義"にするべきか、アドバイスを頼む)が、毎日新たな例が出てくる。
今日の例は世界をトップ10、100と500のリストで見る間違いについてだ。人気によるランクは何ら問題ない--結局、それは"群衆の知恵"フィルターの例に過ぎないからだ--だが余りに多くの場合、これらのリストはあらゆる種類のニッチ、ジャンル、サブジャンルとカテゴリーを一色くたにしてしまう.。
ケースをあげよう:Feedsterのトップ500ブログだ。これはトップ10のブログ(をリンクの数で)を次のように上げる。
- Engadget
- deviantART.com
- Boing Boing
- Albino Blacksheep
- Daily Kos
- The News is NowPublic.com
- Fleshbot
- Gizmodo
- Michelle Malkin
- PostSecret
一方、テクノラティはトップ100のリストをアップデートしており(これもまたリンクで)、次のようだ:
- Boing Boing: A Directory of Wonderful Things
- Daily Kos: State of the Nation
- Drew Curtis' FARK.com
- Gizmodo: The Gadgets Weblog
- Instapundit.com
- Engadget
- PostSecret
- Talking Points Memo: by Joshua Micah Marshall
- Davenetics Politics Media Musings
- dooce
僕らが学んできたことは(リンクを数える方法ことは未だにごたまぜの科学であるということ以外に)?まぁ、大して無い。それぞれのリストでたくさんのガジェット・ブログがあり、二つか三つの政治ブログ、いくつかのカテゴリー化できないサブカルチャーもの(BoingBoing, Fark)、一つの個人ブログ(dooce)、そしてFlash開発者のサイト(Albino Blacksheep)。
これらのリストは別の言葉を使うと、関係のないもののほぼランダムなコレクションだ。
アナロジーを使うと、トップ・ブログのリストは今日のスーパーマーケットのベストセラーは次のようなものだと言うことと同種だ:
- DairyFresh 2% Vitamin D Milk
- Hayseed Farms mixed grain Bread
- Bananas, assorted bunches
- Crunchios cereal, large size
- DietWhoopsy, 12-pack, cans
- and so on...
何を意味するかというとどうでもいいということだ。誰もバナナがソフトドリンクより売れているかは関心がない。何が関心を呼ぶかというと、どのソフトドリンクが別のソフトドリンクと比べてより売れているかどうかだ。リストは文脈内だけ、カテゴリー内で同類と比べる、時だけ意味をなす。
Jeff Jarvisは昨日、このポイントをうまく説明してくれた:
Ad Ageが雑誌の売り上げのリストを出す時、女性ものとエンターテイメントものとビジネスものを分ける;大きなメディアでは、それらはニッチとして通っており、はるかに価値ある比較だ。新聞について話す時、主要都市のものとタウンペーパーと業界紙を比較したりしない;それは価値のない比較だ。もし誰かが編み物のブロガーの女王だと教えてくれれば聴く耳を持つ...そして編み物の広告主も同様だ。
[Feedsterのリストは]ClickZ Newsに対して話してくれた様々なエグゼクティブによると、怪しげな価値をメディアの買い手の評価ツールとして圧縮している。なぜなら、彼らはマーケッターへの主なアピールであるブログをニッチ、もしくはトピックにフォーカスしたものでランクしないからだ。
僕の解釈:これはニッチをニッチとして取り扱わなければいけないもう一つの注意だ。ある幅広く多様な三次元のマーケット場を一次元のレンズ越しに見ると、全く意味をなさなくなる。それはリストかもしれないが、意味をもたない。意味をなすものはジャンル(あるいはサブジャンル)内のランキングで、ジャンルを越えたものではない。
これについて過去に少し触れて、"うまく切り分けられたアグリゲーター"で議論し、ロングテールをそれぞれがニッチのレベルで適切に取り込まれた"ミニテール"のコレクションだとみなす方法を提案した。
それはここで話されてきた音楽サービスの例へもつながる。何でもできる(one-size-fits-all)サービスの問題は、音楽を同じ方法で扱うことで、最小公倍数の支配者の問題の苦しみを味わう。ジャンルに特化したものは一方、ある特定の種類の音楽に最適化されているが、それ以外の巨大な音楽の世界へ簡単に統合されていない。問題は、そして大きなチャンスは、ブログのリストや他のヒット中心主義のランキングが陥る統一性の無いという問題を避ける傍ら、どのように両方を行うかである。
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